神戸へ

兵庫県立美術館に安藤忠雄の建築プロジェクトなどが展示される「Ando Gallery」がオープンしたというので見に行く。
無料だというので小規模なものを想像していたが、2フロアのけっこうなボリューム。
以前東京の企画展で見たときは人が多すぎて、模型など近づいて見ることができないくらいだったが、ここは空いているのでじっくりと時間をかけて見ることができた(海の家など、じっくり見てるとけっこう雑に見えてくる模型も)。

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テレビで制作風景を見たベネチアの美術館の模型もある(東京でも見たかもしれない)。ほかに、こども本の森中之島の計画など。

昼はJICAの食堂。今月のランチは南アフリカ料理。いつもそれなりに美味しいのだが、以前このへんにあったとても美味しい中華料理はどこへいってしまったんだろう。

午後からは横尾忠則現代美術館「人食いザメと金髪美女―笑う横尾忠則展」へ。
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細野晴臣さんの絵が見られたのがよかったのと、比較的最近の絵があったのもよかったが、今回はなんといっても亡くなった梅原猛作スーパー狂言の展示(衣装、小道具、ビデオなど)がよかった(なぜか撮影禁止)。スーパー狂言のタイトルは「ムツゴロウ」「クローン人間ナマシマ」「クローン人間ナマシマ」。ムツゴロウは住処の干潟を奪われる話らしい。

元町から南京町を通ってメリケンパークからモザイクでホピのアクセサリーなどを見て、ジュンク堂、ナガサワ文具センター(ここにはSD手帳がある)などに寄りラーメン食べて帰る。

定期的に来ている神戸だが、次に来るのはちょっと先になるかもしれない。
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※遊覧船コンチェルトが黒煙をあげて港へ帰還するのを目撃。なんかトラブルでもあったかなぁ。

サンちゃんと神棚

会社に変化が二つ。

1)サンちゃん(カラプロ)がもらわれてきた。
60cm水槽だと窮屈そう。買った時3000円だったので「3ちゃん」と呼ばれてる。

2)神棚を買った。ホームセンターの改装で500円になっていたので購入。
裸で分電盤の上のお菓子の箱に乗っていたお神札を入れる。

神棚

宮崎駿さんの水彩画セット

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つらつら検索していたら、宮崎駿さんのおすすめスケッチセットというのが出てきたので再現してみました。ホルベインの透明水彩絵具は、パレットに出してみると、それだけで宮崎駿っぽいように思うのは気のせいでしょうか。

特に描きたいものがあるわけでもないので、これはこれで終わりです。

パソコンではなく、クロームブック

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最近、GoogleとかAmazonが、なんというか、世界征服、とでも表現したくなるような方向に、動き始めた(最近まではわざと止まっていた)ような気(印象)がしている。

GoogleでもAmazonでもAppleでも(Appleはもともと征服欲を隠していない)、とにかく、どれかに魂を売ってしまいさえすれば、ビジネスに必要なすべてと、家庭で楽しむ娯楽のすべてを与えてくれる、という方向。もともとインターネットは、カウンターカルチャーだと信じていた世代には、寂しいような、悲しいような、複雑な気持ちがある。

ということで、写真は我が家でも愛用して(しまって)いるクロームブック。
クロームブックというのは、Chromeブラウザを使ってGmailやGoogleドライブなどを使うもので、基本的にはブラウザしか入ってない。それでもYouTubeが見れ、Facebookや、Twitterが見れ、ブログも更新できるし、写真も取り込めるし、スケジュール管理や、文書作成もできるので、CGとか音楽とか、ややこしいものを作るのでなければ、必要にして十分な機能だ。

この機種は、ASUS Chromebook Flip C100PA。
もうちょっと安かったような気もしますが(わからんけど)、Amazonで買った。

15インチのMacBook Proにくらべて圧倒的に軽く、へその上に乗せて、寝転びながら気軽に使える(iPadより気軽)。
MacBook Proは、やっぱ高かったし。いろいろ入ってて、大事大事なもの。それに比べてこのクロームブックの、安っぽい感じ。気軽な感じ。そのまま寝てしまってバキッと壊れてしまっても、中身はぜんぶネット上にあるので、次の日に新しいものを買ってくれば、すぐそのまま使い続けられるという安心感。

もうちょっと細かいことも書いておく。

○よく謳われている「起動の速さ」は、MacもiPadも早いのでそれほど感じない。かえってGoogleのパスワードを、フルで入れてるので時間がかかるくらい。○この機種はモニタ部分をくるんと回すとタブレットのようにも使えるが、そのおかげでモニタがタッチスクリーンになっていて、これがたまに便利。タッチパネルでカーソルを移動するより楽なときがある。これは意外だった。(タブレット形状にしたことはない)◯常に勝手に最新の環境っていうのが気分いい。○不満として、もう慣れたけど、Enterキーがやたらと小さい。◯電源コードはちょっと差し込みづらい◯電池はよくもつ◯アカウントを切り替えて家族で使える。◯我が家のクロームブックは子供のおもちゃになっている感じもするが、スマホや普通のパソコンを触らせるよりも安心。

まあそんな感じ。

VR

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なにかと話題のVR。
ダンボール(ハコスコ的な)で作るのは組み立てが大変そうなので、プラスチック製の完成品を購入してみることにした。

単にスマホの画面を覗いているだけなのだが、実際に体験してみると想像をはるかに超える凄さだった。本当にその世界に入ってしまうような感じで、上を見ると青空、下を見ると地面が見える。遠近感も目で見ているのと同じなので、鉄橋から川を見下ろしたときにはクラクラ目が回った。

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動画はYouTubeにたくさんあって、VR対応の動画には専用のボタンが表示される。そのアイコンをクリックすると両眼用の2画面に切り替わる仕組みになっていた。

まあ実際には「すげー!」と思える動画はわりと少ない。あと画質は4Kじゃないと汚くて見ていられない。スマホも熱くなる。動画を変えるたびにいちいちスマホを取り出すのが面倒など、気になることはいくつかあるが2,000円もしないおもちゃなので気にしてはいけない(半日遊んでたし)。

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タヒチに旅行中。

ココナッツを使った料理の説明を聞いている(受け取ろうとしている?)ところ。うしろではウクレレ(?)を演奏してくれてる人もいるはず。足もとの海には魚が泳いでいる。

 

X-MENアポカリプスをみた

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シリーズものなので、つい観てしまうX-MEN。

人にはおすすめできない内容だったが、僕は満足でした。

原作はスーパーマンやバットマンほどメジャーではないアメコミのシリーズ。
特殊な能力を持つミュータントたちが敵味方に分かれて
目から光線を出したり、嵐を起こしたりして戦います。

そもそもX-MENのシリーズは、何でもありの超人合戦なのでリアリティーがない。
斬られても撃たれても死なないキャラクターが主役だったりします。
だから、面白く作るのがとても難しい映画です。
今までのシリーズがそれなりに面白かったのは奇跡的なこと。
今作はまあ、だから普通です。

アポカリプスは常に違和感(作りものっぽい)を感じさせる存在でした。
砂漠の岩場のようなところで決めポーズをとる敵のコスプレ集団は
あまりにも変な格好で、観ていて現実に引き戻されてしまいます。
悲しそうな顔で一緒にいるマグニートーも可哀想だった。

ストーリーもちょっとよくわからない感じでしたが、
まあ若いストームや、ハゲになるプロフェッサー、想定より可愛くないジーン、
雪山に飛び出していくあの人。高速移動の大活躍など、
そういうものが見れただけで満足。

ちなみに映画館は、ほかのお客さんがいない、完全な貸切状態でした。
スタッフは3人?
ずっとこんな感じのはずなのでちょっと心配です。

コトコトよるまつりに木工を出す

だらだら書いていきます。

6月12日(日)に「コトコトよるまつり」に参加しました。
銭湯「一乃湯」を中心に、最近ではおしゃれ風な通りになりつつある「コトコトこみち」。
その、たぶんまだ一回目の、小さなイベントです。

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一乃湯の向かいにある「足圧屋みやも」の自宅と軒先に、昔作った木工作品や、(えー、あの人のことをなんて書けばいいんだろう? ケロペン?)の作った七輪陶芸や、妻(? でいいのか?)の羊毛フェルトを並べて、多くの人に見てもらいました。

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じつは4、5年前に、そういうものを作って、近くの手づくり市で売っていたことがあるのです。
そのときの手づくり市は「ワタシノタカラモノイチ」といって、学校で使うような布小物や、乾物や、包丁研ぎや、似顔絵などが出る、あまり堅苦しくない手づくり市でした。
気楽なところが気に入っていたのですが、やがて「タカラモノイチ」は終わってしまい、何年かして「伊賀風土FOODマーケット」として生まれ変わったときには、なんか洗練された雰囲気で、なかなか出店してみようという気持ちにならないでいました(そもそも審査で落ちそうだし)。

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今回は、イベントの数日前に足圧屋みやもさんから誘ってもらっての参加です。
以前の売れ残りだけではあんまりなので、簡単にできる形を新しく切り抜きました。
といってもそれは4、5年前に考えたもので、紙でラフを作ってあったやつです。
久しぶりに切り抜いてみると、ふだんはデジタルな作業ばかりの自分には、実際に作るというのがこんなに面倒くさいのか、ということを思い知らされた、というか、思い出しました。

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物置に近くなっていた木工コーナーは少しずつ片付けて、今はいつでも作業できる環境になっています。

ヌメ革 バイブルサイズ

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革が余っていたので、追加でリングを買って
バイブルサイズの手帳も作ってみた。

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薄い方(色の濃い方)の革が少し足りなくて
ツギハギっぽい変わったデザインに。

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ミニ6穴サイズと結構迷ったけど、このサイズにしてよかった感じ。
最初に作ったA5サイズと比べても、こっちの方が軽くて持ちやすいし。

ということで、革細工はこれで終了。

※ちょっと日付が無茶苦茶になってるけど、ペリーヌの馬車を作ったのが昨年の年末。A5サイズが4月の終わり、バイブルサイズは5月17日に完成したものです。

ペリーヌの馬車のペーパークラフト

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ペリーヌ物語に出てくる馬車のペーパークラフト。
ロバが牽く馬車で、2人(ペリーヌとお母さん)がどうやって生活していたのか気になって作りました。

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形状や家具の配置などは、はいじまさんの

「ペリーヌ物語」・ペリーヌの家馬車徹底解剖!

をもとにしています。
はいじまさんのサイトは↓です。

はいじまゆきどっとこむ

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お母さん(マリ)は、写真を撮ることで旅費を稼いでいたので、
馬車の側面にはカメラのマークが描かれています。
バロンのための小屋も見えます。

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ペリーヌのベッドは折りたたみ式で、吊り戸棚の隙間にもぐり込むような感じで寝ていました。

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手前にはお母さんのベッドと棚があるのですが、窓の位置がよく分からなかった。

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実際にはこれはコピー用紙をセロテープでつないだ試作品なのですが、
これでもう満足してしまったので、完成品は作らないことにしました。

ペリーヌの馬車はいま流行りのモバイルハウスみたいなもんですね。